公開日 2023年3月18日
出典:Twitter/@sanyodonannou
書籍販売だけではなく、DVDなどのレンタルも行っていた三洋堂書店 南濃店が、2023年3月12日に閉店しました。
値段も手頃で利用しやすく、地元の方にとっては便利なお店。
残念との声も聞かれます。
【営業に関するお知らせ】
2023年3月12日をもって閉店いたします。
(レンタルの貸出は2月12日が最終です)2月1日より17時までの短縮営業を行っています。 pic.twitter.com/DuK5EJcCQl
— 三洋堂書店南濃店 (@sanyodonannou) February 1, 2023
入口横にポツンと置かれた棚。
今見ると何だこりゃ? って感じですが、一番くじの
景品を並べていた名残です🎯
いやぁ懐かしい。景品が棚に収まるよう、四苦八苦しながら配置してた思い出が蘇ります。
それも今となっては良い思い出……でもないな😓
もう頭悩ませたくねぇわ。 pic.twitter.com/ZHZ7blGMRn— 三洋堂書店南濃店 (@sanyodonannou) March 12, 2023
三洋堂書店は昭和34年に愛知県名古屋市で創業。
“本とのであいのおてつだい”をキャッチコピーに現在もチェーン展開する書店です。
こんなに大きな書店でさえ、店舗を閉店する時代。
閉店のお知らせを耳にするたびに胸が痛みます。
お店の外観。
閉店時の店舗はガランとしていて寂しくなります。
出典:Twitter/@sanyodonannou
▼ 場所はこちら
住所 |
〒503-0536 岐阜県海津市南濃町吉田712 |
WEBサイト | https://www.sanyodo.co.jp/ |
人口減少やインターネット普及により、街の書店の閉店は相次いでいます。
2012年に1万6,722店あった書店は、2022年に1万1,952店まで減少しています。
インターネットが普及し、オンラインで書籍を購入する方や、電子書籍を利用する方も多い時代。
その影響により、街の書店が次々と閉店しています。
私たち、中古書店としても街から書店の姿が見えなくなるのは非常に悲しく、寂しい光景です。
このままだと私たちの住んでいる街に、書店のない景色が当たり前になってしまいます。
書店で本と出会い、新しい知識を吸収し生活に活かしていく…。
本を読むことが人生であり、希望でもあります。
作家の方は物語を紡ぎ、読み手が本を手にして初めて作品となります。
書店に足を運び、自分のフィーリングで手にした本との出会いは、かけがえのないものです。
偶然に見えますが、自分の手元にある本によって人生が変化したと言う方は、案外多いものです。
そんな偶然の本との出会いを大切にしたい…。
そしてこの現状で、書店を絶やさないために何かできることはあるか…。
私たちは考え、一つの希望を見つけました。
書店応援団プロジェクトを立ち上げ、書店を絶やすことなく”書店文化”を繋げ続けたいと願っています。
―提携している町の書店で店頭買取を行っています。
町の書店で気軽に本が売れます。買い取った本は中古本として販売され、売り上げの一部が書店に還元されます。
―読み終えた本とレシートを一緒に送ると定価の半額が戻ります。
書店での購入の際のレシート提示で定価の半額で買取をすることにより、間接的に書店購入のお手伝いをします。
―提携している町の書店で『寄付ぽすと』を設置しています。
『寄付ぽすと』に読み終えた本を投函すると、本の市場価値相当が書店に寄付されます。
―提携している町の書店で『書店応援ぼっくす 』を販売しています。
『書店応援ぼっくす 』に読み終えた本を詰めて送ると簡単に売ることができます。『書店応援ぼっくす 』の購入代金が書店に還元されます。
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