
原作小説の魅力が光る!映画化された感動名作TOP10
映画を観て涙があふれた、あの名シーン。
その言葉の裏に、行動の先に、もっと豊かな物語があったとしたら――
その続きを、原作でじっくり味わってみませんか?
ブックサプライが厳選した「映画化された感動名作TOP10」では、読んでこそ味わえる深い余韻と心の機微が詰まった作品をセレクト。
孤独、家族、命、再生…人生に寄り添うテーマが静かに胸を打ちます。
映画で出会った感動を、今度は活字で。
読むほどに世界が少し優しく見える、そんな一冊と出会ってください。

1位 52ヘルツのクジラたち/著:町田 そのこ
内容紹介
誰にも届かない孤独な声に寄り添う、魂の物語。
家族に搾取され続けた女性・貴瑚と、虐待を受け“ムシ”と呼ばれた少年。
同じ痛みを抱えたふたりが出会い、傷を癒やし合いながら再生していく姿が心に深く響きます。
社会問題にも静かに切り込む、再生の物語です。
■おすすめポイント
・深く共感できる繊細なキャラクター描写
・リアルで鋭い社会問題へのまなざし
・「出会い」がもたらす希望と再生

2位 君の膵臓をたべたい/著:住野 よる
内容紹介
高校生の“僕”が病院で拾ったのは、クラスメイト・桜良の日記帳「共病文庫」。
そこには彼女の余命が膵臓の病で残りわずかと綴られていた。
秘密を共有したふたりは、「死ぬ前にやりたいこと」を通じて心を通わせていく。
正反対のふたりが惹かれ合いながら成長する、涙と希望の青春感動作。
■おすすめポイント
・日常に潜む「生」の尊さに気づかされる
・若者から大人まで心をつかむ普遍性
・予想を裏切る展開と深い余韻

3位 かがみの孤城/著:辻村 深月
内容紹介
学校に行けなくなった少女・こころが、鏡の中の“孤城”で出会ったのは、自分と同じように傷ついた7人の仲間たち。
願いを叶える鍵を探すうちに、少しずつ心を通わせ、閉ざしていた感情が動き始める――。
いじめ、不登校、家族との断絶。
現代の“生きづらさ”に優しく寄り添い、希望を灯す感動作。
■おすすめポイント
・キャラクターの繊細な心情が丁寧に描かれている
・現実と幻想が溶け合う魅力的な舞台設定
・驚きと感動が交錯する緻密な構成とラスト

4位 博士の愛した数式/著:小川 洋子
内容紹介
記憶が80分しかもたない数学者と、家政婦、そしてその息子。
数字を通じて生まれた小さな交流が、やがて深い絆へと育っていく。
人を思いやること、敬うことの美しさを静かに描き、第1回本屋大賞を受賞。
切なさと温もりが同居する、読む人の心に深く残る感動作。
■おすすめポイント
・数字を通して描かれる人間関係の美しさ
・思いやりでつながる、あたたかな関係
・静かで丁寧な描写が心に染みる

5位 永遠の0/著:百田 尚樹
内容紹介
終戦から60年、祖父の足跡を辿る青年が出会ったのは、生への執念を貫き「卑怯者」と蔑まれながらも特攻へ向かった天才パイロットの真実。
想像を覆す証言と記憶の断片が繋がる時、時代と愛を越えた感動が胸を打つ——これは、命を懸けた約束の物語。
■おすすめポイント
・証言によって浮かび上がる“もう一つの戦争史”
・愛と約束が貫かれた壮絶なヒューマン・ドラマ
・現代の若者にも響く“生きる”というメッセージ

6位 重力ピエロ/著:伊坂幸太郎
内容紹介
連続放火と謎のグラフィティ。
その奇妙なリンクを追う兄弟の先に待っていたのは、家族の過去と遺伝子に隠された衝撃の真実だった――。
『重力ピエロ』は、日常に潜む痛みと希望を丁寧に描いた、伊坂幸太郎ならではの優しくも切ないミステリー。
読み終えたあと、家族の意味がそっと胸に残ります。
■おすすめポイント
・痛みを抱えた過去と向き合うドラマ
・兄弟の絆が光るヒューマンミステリー
・伊坂幸太郎らしい会話と余韻のあるラスト

7位 八日目の蝉/著:角田 光代
内容紹介
愛ゆえに罪を犯した女と、奪われた子として育った少女――偽りの母子が辿った逃亡と再生の物語。
「母性とは何か」「家族とは何か」を鋭く問いかける衝撃の長編。
極限状態の中で揺れ動く感情に、読者は胸を締めつけられずにはいられない、心揺さぶる傑作です。
■おすすめポイント
・逃亡劇の緊迫感と心の揺れを描くサスペンス構成
・二人の女性の視点で描かれる“もうひとつの家族”
・読むほどに揺さぶられる、角田光代の筆致

8位 夜明けのすべて/著:瀬尾 まいこ
内容紹介
感情を制御できないPMSに悩む美紗と、パニック障害で働くことに不安を抱える山添。
恋人でも友達でもない2人が、互いの孤独にそっと寄り添いながら日々を乗り越えていく。
『夜明けのすべて』は、誰かと“ただそばにいる”ことの力を優しく描いた、心がほどけるような再生の物語です。
■おすすめポイント
・PMSやパニック障害を正面から描いた、リアルで優しい視点
・ユーモアが散りばめられた会話劇が秀逸
・“恋愛じゃない絆”が生む、新しい人間関係のかたち

9位 ビリギャル/著:坪田信貴
内容紹介
偏差値30から慶應合格を果たした奇跡の実話。
笑って泣いて元気になれる、すべての挑戦者に贈る感動作です。
落ちこぼれと呼ばれた少女が、塾講師との出会いで自信を取り戻し、家族との絆も深めながら未来を切り開いていく姿に心を打たれます。
■おすすめポイント
・笑いと涙のバランスが絶妙
・実話ベースの心に響くストーリー
・「やればできる!」と背中を押してくれる

10位 手紙/著:東野圭吾
内容紹介
強盗殺人犯の兄を持つ弟・直貴が背負う“罪なき運命”と、その中で模索する希望と絆を描いた感動作。
映画・舞台化もされた本作は、犯罪加害者家族という重いテーマを真正面から描き、読む者の心を深く揺さぶります。
時を経て、直貴が下す決断は、「許し」と「償い」の本当の意味を私たちに問いかけてきます。
■おすすめポイント
・重いテーマを真正面から描いた社会派小説
・人との絆や希望が丁寧に描かれたストーリー
・「赦し」や「生きる意味」を問いかける深い余韻

書店で本を買うって、ちょっといい。
ランキングを見て、「これ読んでみたいかも」って思ったら──
次の休日は、街の本屋さんに足を運んでみませんか?
ネットでポチっと買える時代だけど、本屋さんで本を探す時間って、やっぱりちょっと特別。
たとえば目的の本を探していたはずが、ふと横の棚に目が留まって、まったく別の作品に吸い寄せられること、ありますよね。
装丁に惹かれて手に取ったり、ページをパラパラめくって「うわ、これ好きなやつ!」ってなったり。
そんな偶然の出会いがあるのが、書店のいいところ。
五感をフルに使って、物語と出会える場所。
それが、本屋さんなんです。

レシートで、本屋さんを応援しよう。
「気になる本はたくさんあるけど、全部買うにはちょっと出費が…」
「できるだけ新品で読みたいけど、価格も気になる…」
そんな本好きの方に、今とっておきのキャンペーンをご紹介します。
今話題の【本は本屋で買おうキャンペーン】。
このキャンペーンでは、全国約8,000店舗の書店で購入した書籍を、購入時のレシートと本を一緒に送るだけで、定価の半額で買取保証されます。
街の本屋さんで本を購入することが、
✔ 読者にとってお得
✔ 本屋さんにとっても応援につながる
“応援したい書店で買う”ことと“お得に読書を楽しむ”こと、どちらも叶う嬉しい仕組みです。
「せっかくだし、書店で買ってみようかな」
そんな気持ちが、未来の読書環境を守る力になります。
店舗情報
SHOP INFO