書店応援団オフィシャル

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2025.10.10

食欲の秋に観たい“グルメ映画”ランキングTOP10

おいしい料理を見ているだけで、なんだか幸せな気分になりませんか?
食欲の秋にぴったりの映画には、そんな“おいしい魔法”がたっぷり詰まっています。

キッチンでの何気ない時間や、食卓を囲む笑顔。
そこには、日々を丁寧に生きる人たちの想いがあり、観るほどに心があたたかくなります。

今回は、「食欲の秋に観たいグルメ映画ランキングTOP10」をご紹介。
観ているだけでお腹が空き、明日ちょっと料理をしてみたくなる——。
そんな“おいしいひととき”を、ぜひ楽しんでください。

1位 シェフ 三ツ星フードトラック始めました

天才シェフ・カールが、オーナーと衝突し店をクビに。
不器用な父が息子と共にオンボロのフードトラックでキューバサンドを売りながら、アメリカ大陸を横断します。
豪快に作られるキューバサンドや各地のソウルフードが次々に登場し、その熱量と美味しそうな匂いが画面から溢れ出します。
仕事への情熱や親子の絆、そして最高に美味しい料理が詰まった、心と胃袋を満たす爽快な人生のレシピです。

■おすすめポイント
・調理のライブ感とシズル感
・「好き」を貫く情熱に元気をもらえる
・旅を彩るラテン・ミュージック

2位 ジュリー&ジュリア

50年の時を超えて、伝説の料理家ジュリア・チャイルドと、彼女のレシピに挑む現代の女子社員ジュリーの物語が交差します。
フランス料理に情熱を傾け続けたジュリアの奮闘と、524もの難解なレシピを365日で制覇しようとするジュリーの七転び八起きのブログ挑戦は、「自分の殻を破りたい!」と願う全ての人に響きます。
フランス料理が次々に登場し、秋の夜長に「私も何か挑戦したい」「料理がしたい」という気持ちを掻き立てる、感動のトゥルー・ストーリーです。

■おすすめポイント
・「完璧なジュリア」と「私たちジュリー」
・メリル・ストリープの真骨頂
・新しい挑戦のきっかけをくれる

3位 かもめ食堂

フィンランド・ヘルシンキの街角に佇む小さな食堂。
サチエが握るおにぎりや揚げたてのとんかつ、シナモンロールの香りまで映像から伝わり、観ているだけでお腹が空いてしまう。
誰も来ない日々が続いても、サチエは毎日丁寧に店を開け、ゆったりとした時間を暮らします。
北欧の風景と日本の家庭料理が織り成す、温かくて心地よい時間を味わえる一作です。

■おすすめポイント
・心に染みる和食
・マイペースに生きる女性たちの魅力
・北欧デザインの美しさ

4位 レミーのおいしいレストラン

生まれ持った鋭い味覚と嗅覚を持つネズミのレミーが、パリで一流シェフになることを夢見て挑む!
人間の見習いシェフとコンビを組み、パリのレストランで奇跡を起こす姿は観ていて爽快です。
料理の香りまで伝わる映像美と「自分を信じる勇気」のメッセージに、観終わったあと心もお腹も満たされる傑作アニメーション。

■おすすめポイント
・不可能を可能にする奇想天外な設定
・パリの美食世界
・「自分らしさ」で道を切り開く!

5位 武士の献立

加賀藩に実在した“包丁侍”を題材に、料理で夫を導く妻・春の姿を描いた人情ドラマ。
加賀料理の奥深さと、武家の作法にのっとった絢爛な饗応料理がスクリーンを彩ります。
食を介して紡がれる武士の矜持と家族の絆が、強く胸に響いてきます。
歴史の重みと食の力を同時に味わえる一本です。

■おすすめポイント
・江戸時代の「饗応料理」を忠実に再現
・現代に通じる夫婦愛と女性の強さ
・武家社会の矜持と家族愛

6位 ショコラ

1959年、厳格な伝統が息づくフランスの小さな村。
ヴィアンヌが開いた魅惑のチョコレート・ショップは、人々を虜にし、閉ざされた心を解放していきます。
見るだけでうっとりするチョコレートの数々が、村長との対立や抑圧された人々の日常に、温かな風を吹き込む物語。
濃厚なショコラの香りとともに、人とのつながりや生き方の自由を思い出させてくれる作品です。

■おすすめポイント
・画面いっぱいに広がる魅惑のチョコレート!
・ジョニー・デップが演じる「流れ者ジプシーのルー」
・多様性を受け入れ、成長していく姿

7位 南極料理人

平均気温マイナス54度、南極の「ドームふじ基地」。
料理人として単身赴任した西村の使命は、隊員たちの心と体の健康を守ること!
缶詰や冷凍食材、時には贅沢な食材を駆使しながら工夫を凝らす料理人の奮闘に、笑いと温かさが同居しています。
ラーメンや伊勢エビフライなど、わがままなリクエストに応える西村の温かい姿に、「皆で食べるご飯は美味しい」というシンプルな真理が胸に響く、最高に心地よいコメディです。

■おすすめポイント
・おいしそうな料理描写
・クスッと笑える男だらけの共同生活
・家族への想い

8位 めぐり逢わせのお弁当

インド・ムンバイの弁当配達システム“ダッバーワーラー”の奇跡の誤配送から始まる心温まる物語。
夫の愛情を求める主婦イラと、孤独な男やもめサージャンの間で交わされるのは、手料理と弁当箱に忍ばせた手紙。
派手な展開よりも、料理の温もりを通じて互いの孤独と切なさに寄り添う描写が秀逸。
ムンバイの活気と、スパイスの香りが恋しくなる、心に染み入る映画です。

■おすすめポイント
・映像から伝わる香ばしい匂いと彩り豊かな料理
・活気あふれるインドの日常風景
・余韻の残るラスト

9位 バベットの晩餐会

厳格な信仰と禁欲的な生活を送るデンマークの寒村に、パリから亡命してきたバベット。
彼女が宝くじで得た大金を投じて開く一晩だけの晩餐会は、海亀のスープやキャビアなど、この上ない贅沢さです。
その芸術的なフランス料理とヴィンテージワインの魔法が、村人たちの凝り固まった心を解きほぐし、人生の喜びを呼び覚ます。
重厚な映像と贅沢な料理描写に圧倒されつつ、最後には静かな感動が心に残る傑作です。

■おすすめポイント
・究極のフランス料理とヴィンテージワイン
・静寂と饗宴のコントラスト
・将軍との切ないロマンス

10位 リトル・フォレスト夏・秋

「食べる」ことが「生きる」こと!東北の美しい自然と旬の料理に心満たされる自給自足の物語。
都会で挫折したいち子が、故郷の小森で自分と向き合う姿を描きます。
自ら育て、収穫した旬の食材から生まれる素朴で滋味深い料理の数々が、画面いっぱいに広がる圧倒的な映像美と共に心を癒やします。
畑でかじるトマトや秋のくるみおにぎりなど、素朴な料理がとにかくおいしそうで、観終わったあと台所に立ちたくなるはず。
四季の移ろいと食が丁寧に描かれた、秋にぴったりの一本です。

■おすすめポイント
・東北の四季と大自然の恵み
・自給自足の暮らしに癒やされる
・季節の恵み×手作り料理

本屋さんで本を買うって、ちょっといい。

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五感をフルに使って、物語と出会える場所。
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